
やさしいコツを押さえるだけで、1分後には野鳥写真がよくなります。
テーマ:野鳥撮影をよくする
所要時間:すぐに使える
目標:構図と被写体の際立たせ方を良くする
手法:視点と背景を整える
目次
- 鳥の目の高さで撮る
- 汚れてもいい服を着る
- 背景は静かに、そして遠くに
- あとはやってみるだけ
- FAQ:野鳥撮影のよくある質問
野鳥写真が思ったようにならない。
背景がごちゃごちゃして、鳥が浮かび上がらず、写真全体が生気を欠いている。そんな覚えはないでしょうか。
心配はいりません。
これからの小さな工夫だけで、野鳥撮影はすぐによくなります。難しい機材も、何時間もの練習も要りません。
1. 鳥の目の高さで撮る

何度も耳にするコツですが、それだけの理由があります。
良い野鳥写真は、鳥と目の高さをそろえたときに生まれます。画面は自然になり、見る人との間に直接のつながりが生まれます。
すぐに試すには
- しゃがむか、地面に寝そべる。
- 土地の高低差を使う。斜面や小高い場所からなら、鳥を目の高さで捉えられます。
- 車から撮るときは、被写体への角度をできるだけ寝かせます。
2. 汚れてもいい服を着る

このコツは1番と対になっています。迷わずに正しい体勢を取るためには、汚れても平気な服を着ていくことです。
- 気を使わなくていい古い服を着る。
- もしくはマットやシートを持っていき、その上に寝そべる。
- 汚れないことばかり気にしていると、決定的な瞬間を取り逃します。
服が汚れるかどうかは、本来問題にならないはずです。ひざをつくことも、地面に寝そべることもできないままだと、良い場面をいくつも逃すことになります。
3. 背景は静かに、そして遠くに

ごちゃごちゃした背景は被写体から視線を奪い、画面を乱雑に見せます。自然のなかですべてが整っていることはまずありません。それでも、いくつかの工夫で画面は落ち着きます。
こうすればうまくいく
- 絞りを開ける(多くの600mmズームならF2.8、F4、F6.3など)。背景をできるだけぼかします。
- 必要なら自分の位置を変える。邪魔な要素を画面から外せます。
- それができなければ、邪魔な要素を逆に使う。枝や岩を天然のフレームにして、被写体を収めます。
- 1番のコツもここで効いてきます。カメラを被写体と一直線に構えれば、上から見下ろす構図よりも、鳥と背景の間に距離が生まれます。
あとはやってみるだけ
このとおりに現場で試してみてください。野鳥写真が変わるのはすぐにわかります。
すでに試したことはありますか。何がいちばん効いたか、コメントで聞かせてください。
FAQ:野鳥撮影のよくある質問
野鳥撮影にはどのレンズを使えばいいですか。
少なくとも400mm、できれば600mmの望遠レンズが適しています。
鳥を驚かせずに至近距離で撮るにはどうすればいいですか。
はじめたばかりで、まだカメラ設定や技術に意識を割かなければならないなら、「管理された環境」を使うことです。公園や墓地などです。こうした場所の鳥は人に慣れていて、もっと近づけます。
野生の現場で撮るなら、次のことを。
- 追いかけるのではなく、鳥のほうから来させる。
- 姿を隠し、低く構える。
- 根気よく待つ。
このテーマについては、別のティップで詳しく扱っています。
一日のうちいつが野鳥撮影に向いていますか。
朝と夕方です。鳥がもっとも活発になり、光も柔らかい時間帯です。
光の硬い真昼は避けたいところです。濃い影を生かしたモノクロを狙うのなら別です。


