ファインダー内で被写体を素早く捉える

照準マークで示されたホバリング中のハチドリを狙う写真家のイラスト。

ファインダーのなかで被写体を探し、貴重な数秒を失っていませんか。ここでは被写体を素早く捉えるための7つのやさしい手立てを見ていきます。アクション、動物、速い場面に向いています。

ステップ1:両目を開けておく

ファインダーをのぞくときも、反対側の目を開けたままにします。動きを追いやすくなり、ファインダーの外でも被写体の位置をつかめます。

ステップ2:体ごと狙う方向へ向ける

被写体が現れそうな方向へ上半身を向け、カメラもおおよそそちらへ構えておきます。実際に現れたとき、ファインダー内での見当がつきやすくなります。

ステップ3:まずは広く、それから寄る

ズームレンズなら、まずは短い焚点距離を使います。400mmではなく100mmといった具合です。そのほうが被写体を見つけやすくなります。ファインダーに入ったら、そこから寄ればいいのです。

ステップ4:動きの型を観察する

被写体をよく見ておきます。動きのパターンが読めるようになれば、先回りして振ることができ、ファインダーに留めておくのも楽になります。

ステップ5:振りは静かに

あわてて左右に振るのは逆効果です。被写体にあわせて静かに追います。いわゆる「流し撮り」の動きで、速い場面でとくに被写体をピント内に保ちやすくなります。

ステップ6:目印を覚えておく

動物がよくいる場所や、移動のルートを頭に入れておきます。あらかじめそこへファインダーを向けておくのです。三脚を使っているときにとくに効いてきます。

ステップ7:飛翔中の鳥は裸眼で追う

飛んでいる鳥は、まず裸眼で追います。追うのをやめずに、そのままカメラを目の前へ持ち上げます。慣れてくれば、鳥はそのままファインダーに入ってきます。とっさの反応が必要な場面に向いています。

覚えておきたいこと

これらの手立てで貴重な数秒が浮き、取り逃す瞬間が減ります。動物の速い動きやダイナミックな場面ではとくにそうです。機材を手のうちに入れるほど、ファインダーのなかをあわてて探すことなく、瞬間そのものに集中できるようになります。