
機材を絞って、もっと撮る
技術を減らし、発想を増やす。カメラ一台、レンズ一本、予備バッテリーだけに絞ると、意識は機材から離れて、光と視点と被写体で画をつくることへ向きます。
機材が少ないほうが効くことがある理由
- 気の散るものが減る。手元にあるもので作ることになり、一つひとつの判断に自覚が入る。
- 核心に集中できる。レンズ交換より、光、構図、視点のほうが重くなる。
- 現場で身軽に動ける。軽い機材は、旅先やロケーション探しのようなとっさの場面に向いている。
- 表現上の挑戦になる。カメラとレンズの組み合わせを固定すると、できれば単焚点レンズで、立ち位置とアングルで勝負することになる。携帯やスマートフォンでもかまわない。
- 機材を深く知ることになる。使う道具が少ないほど、その道具に何ができて何ができないのかが見えてくる。どんな技法でもう一歩引き出せるのかも。
絞った機材の要点
機材を絞ると、明瞭さ、身軽さ、そして発想が撮影に戻ってきます。とくに行き詰まっている時期には、核心だけに目を向けることで新しい画の着想が見つかります。


