
ニュルンベルクという街は、一見すると野生動物撮影に向いた場所には思えないかもしれません。けれども実際には、ここでの撮影には意外な可能性がいくつもあります。都市の野生動物は動物写真のジャンルとして人気を集めていて、ニュルンベルクにはこのテーマを探るのにうってつけの場所がいくつもあります。
Wöhrder Seeは、鳥やほかの野生動物を撮るのにとても美しい場所です。湖畔の自然保護区は多くの渡り鳥にとって大切な中継地であり、たくさんの水鳥の繁殖地にもなっています。ここではサギ類、カモ類、ガン類など、さまざまな種を撮影できます。
ニュルンベルクでの撮影に向いたもうひとつの場所がVolkspark Marienbergです。ここではリス、カモ、ハトが自然のなかで暮らしている姿を見つけられます。この公園は敷地が広く、市民の憩いの場としてよく使われる場所です。運がよければ、冬にトラフズクを見つけられることもあります。Ludwig-Donau-Main-Kanalも、街なかで動物を観察して撮影できる場所です。ハクチョウ、カモ、ガンといった水鳥が水面を泳ぎ、岸辺を歩きまわっています。

ニュルンベルクのWestfriedhofは、街なかで動物を撮りたい写真家にとって思いがけない掘り出し物です。この墓地では、さまざまな鳥やほかの動物を、その生息環境のなかで観察して撮影できます。木々や低木、芝地が多く、ニュルンベルクでの撮影にはこのうえない舞台です。
ニュルンベルクにはいくつかの自然保護区があり、この地域の植物と動物を守り、保全する役割を担っています。よく知られているのが「Schmausenbuck」で、市の東側に広がり、面積は150ヘクタールにおよびます。もうひとつは市の南東にある「Vogelschutzgebiet Reichswald」です。どちらもニュルンベルクでの撮影にとても向いています。

ニュルンベルクのKaiserburgはハヤブサにとって大切な生息場所です。狩りをするにも巣をかけるにも、条件がそろっているからです。ハヤブサはふつう岩場や建造物を営巣地に選びます。草地や畑のような開けた場所が近くにあり、そこで獲物を待ち伏せできるためです。Kaiserburgで営巣するハヤブサについては、最新の記事があります→ ニュルンベルク Kaiserburgのハヤブサ
ニュルンベルクの城は、捕食者やほかの脅威からハヤブサを守ってもくれます。ここでなら、じゃまされずに卵を抱き、ひなを育てられます。城でハヤブサを観察したい方は、鳥の動きがいちばん活発になる早朝か夕方遅くに出かけるのがおすすめです。運がよければ、獲物を狙って息をのむ速さで空を切る、目をみはる飛翔を目にできます。ニュルンベルクの城でハヤブサを見ることは、自然や鳥が好きな方には見逃せない、ほかにない体験です。ただし、動物を驚かせたり危険にさらしたりしないよう、慎重に、敬意をもってふるまうことが大切です。

まとめ
ニュルンベルクでの写真は中世の建築だけでなく、都市の野生動物でもあります。そう考えると、この街は訪ねて歩きまわってみる価値が確かにある場所です。街なかで野生動物を見つけて撮る機会は多く、運がよければ驚くような一枚が撮れます。ニュルンベルクで撮ることは、写真の腕を上げながら、街とその周辺の美しさを見つけるいい機会になります。
ニュルンベルク撮影のおまけ:カワセミはニュルンベルクでよく見られ、撮影もできます
カワセミは川や小川沿いに暮らす在来の鳥です。ニュルンベルクではPegnitz川とRednitz川でとくによく観察できます。カワセミは青とオレンジの羽と鋭いくちばしという、目を引く姿の持ち主です。運がよければ、水面の上を軽やかに飛び、獲物めがけて飛び込む姿を見られます。カワセミを撮るには、辛抱強く、静かにして、驚かせないことが欠かせません。少しの運と辛抱があれば、この美しい鳥の驚くような写真が撮れます。


